
おいっす、だちまえです。
この記事を書く数時間前、
コードギアス復活のルルーシュ見てきました!
「アニメの終わりが完璧すぎてどうなるんだろう?」と最初は不安でした。
が。
不安どころか完ぺきな仕上がりでしたね。
後でも語りますが、最高でした。
コードギアス見てきた!
— だっちー/だちまえ@3Dモデル勉強中 (@dashchan8318) 2019年2月9日
原作が完璧過ぎたから劇場版で崩れるか不安だったけど、余計な心配だった(;´∀`)
原作以上の推理戦が最高!
ちなみにネタバレにならない程度で。劇場版はシャーリー生存ルートでした。#コードギアス復活のルルーシュ
というわけで、さっそくザックリとネタバレを語りつつ、
その感想を語れればと思います!
(おもに時間が無い人、もしくはネタバレ見てから映画見たい人向けです!)
復活したのはルルーシュじゃなくシリーズそのもの?
先に語っておくと、今回の内容は「亡国のアキト」より断然よかったです。
あっちは戦闘メインで、「復活」の方はアニメファン向けの内容という感じでしたね。
両方とも素晴らしい作品でしたが、アニメ作品になじみがあったぼくとしては、今回の復活のルルーシュの方が肌に合ったという感じです。
元々コードギアスの魅力って、
- 推理戦
- 友情
- ハドロン砲一斉攻撃等による爽快感のある戦闘
だとぼくは思ってますし(あくまで個人談ですが)。
では、さっそくネタバレから入りましょう。
具体的なところは「ぜひ劇場へ」という感じで、
今回は、『ネタバレ見てから方がすっきり見れる』という方に向けて書いてます!
というわけで、内容はこんな感じでした。
- 難民キャンプ視察中のナナリーとゼロ(スザク)、ジルクスタン王国(バレないように他国のナイトメアを使用)のテロリスト部隊(ナイトメアフレーム数機)に襲われ、拉致される。一応スザクが迎撃するものの、敵のエース、シャリオ(PVでも出てきたバイザーの子)とその姉のシャムナ(ロン毛金髪のお姉さま)の策略により敗北。
- 上記の事件とは関係なく、C.Cがジルクスタン王国入り。なぜかそばに幼児退行したルルーシュが。
- C.C達が王国入りした後、偶然同じ宿泊先で潜伏していたカレン、咲世子、ロイドへの暗殺部隊襲撃に巻き込まれ、5人が合流。
- カレン達3人の目的はゼロとナナリーの奪還。C.Cは極秘裏に回収したルルーシュの亡骸を復活させ(※1)、その意識をCの世界で復元しようと、ギアス響団から分離した分派(今回のジルクスタン王国の裏の顔)の残した遺跡を探していた。
- C.C達5名、収容所として使われている遺跡へ潜入。囚人を脱走させて暴動を起こす間に遺跡を使おうとするが、なぜか囚人が全員王国の兵だったというトラップ発覚。
- 遺跡そのものは使えたため、C.Cとルルーシュ、Cの世界へ。遺跡そのものはルルーシュが神にギアスを使った影響で崩れ去り、時が止まったかのような状態に(王国がナナリーを拉致した理由にこれが関わってくる)。
- その後、囚人に扮していた兵の原因でルルーシュ一行が全滅の危機に。しかし、無事ルルーシュが意識を取り戻し、さっそく「自害しろ」と敵兵にギアスを使います(※2)。
- 若干順序がズレましたが、スザクも収容所で拷問に合っていました。理由は敵のエースのシャリオが、「強くなりたいから」と、無理やりスザクから色々学ぼうとしてたから。もちろん、この時点でルルーシュが救出。沢山ぶん殴られましたが、C.Cの説得もあっていったん仲直り。
- で、収容所からはアニメ版おなじみ『大爆発&敵リーダーグッバイ』な推理戦で無事脱出(ここがハラハラして面白いので、ぜひ劇場へ)。ちなみに色々あったルルーシュなので、ギアスで従わせた人たちは全員命令後に開放するようになりました。
- その後はロイド?の支援要請でランスロット、紅蓮、その他ナイトメアと支援物資を調達し、おなじみのメンバーで組まれたナナリー救出部隊と合流(コーネリア、扇、玉木、ジェレミアなど。ほかにも面子が居ますが、説明の関係上割愛)(※3)。
- ナナリー救出作戦決行。当初は順調に救出作戦が進んでいたが、ナナリー拉致の主犯、シャムナを誤ってルルーシュが射殺したことで状況が一変。シャムナのギアスは「死亡した瞬間、6時間前の自分にそれまでの記憶を送る」というもので、ルルーシュの救出計画の内容がモロバレに。(※4)
- ナナリー救出部隊全員が待ち伏せされ、窮地に陥り、ルルーシュが苦しむ中、C.Cが「気弱になるお前を見たくて復活させたわけじゃない」と叱咤。ルルーシュ、無事持ち直し、自分の全計画を実行し、シャムナに対策させることでシャムナのギアスを見抜くことを発案。
- この時シャムナ、ナナリー救出が時間の問題と考え、施設でCの世界の復元を急ぐ。ナナリーもこの施設の中。シャムナの狙いはCの世界を掌握することで、ジルクスタン王国の優位性を確立するもの。(このこともあって、Cの世界を壊したルルーシュを恨みつつ、Cの世界に干渉できたシャルルの血縁、ナナリーの体?魂?を使ってCの世界を復元しようとしていた)
- ルルーシュ、自分の計画がすべて見抜かれたため、博打でシャムナの元へ(未来がバレ続ければ救出計画が達成できないため)。ルルーシュ十八番のひっかけ芸(これもぜひ劇場で)でシャムナの能力を看破し自決を阻止、『ギアスを発動させないように拘束』(厳密には拘束ではないけど。ヒントはA.C.E:Rのラスボスの最期)。
- ナナリー、システムに組み込まれすぎて意識が現実へ戻ってこない。なので、ルルーシュ、迎えに行く。
- ナイトメア戦もそのころには終了、シャムナもスザクの本気には敵わず、戦死。紅蓮とランスロットのフルアーマーも強くてカッコよかったけど、文章では物足りないので、ぜひ劇場へ。
- シャムナ戦死と当時にCの世界、完全に消滅?
- ナナリー、無事意識を取り戻し、ルルーシュへ「酷いことを言ってしまってごめんなさい」と謝罪。他のメンバーもルルーシュに戻るよう促すも、贖罪と“表向きには死人”ということあって、最期はC.Cと共に再び旅へ。
※1:復活できたのはもともとシャルルからコードが受け継がれていたから。ちなみに既存の施設を使えなかったのは、ルルーシュが色々ぶっ壊したから
※2:「ルルーシュと言えばコレ!」という部分が見事に再現されてました
※3:実は映画冒頭から玉木が登場するのですが、田中一成さんの訃報もあったので、別の声優さんに変わってたのがちょっと悲しかったです。仕方が無いことですが
※4:ちなみにギアス発動のトリガーが「死んだとき」のため、自決用の拳銃を常備。痛そう。
ネタバレここまで。
(ミスってる場所もあると思いますが、その際は都度修正しようかと。と言うかその前に、ネタバレなのでそのうちこの記事消すかもしれませんが汗)
細かい詳細はここでは書いてませんが、
その辺りは本当に劇場でチェックしましょう。
で、ここからは僕の感想。
まず、映画は10点中10点。
ぼくは丁度アニメを見ていたことので、すんなり見ることが出来ました。
新型ナイトメアも大量に出てきて、かつ、久々のルルーシュの推理戦はファンにはたまらない内容でしたからね。
ただ、コードギアスをこれから見る人は、まずアニメ版を見ないと色々混乱してまともに見れないと思うので、そのあたりをぜひ注意しましょう。
で、映画の注目点はコレ。
- ルルーシュが命を尊重するようになってる
- アニメ版でルルーシュへの後悔で胸がいっぱいだったキャラクターの無念が無事解決している(コーネリアのように、ユフィの件もあって出来ない人も居るけど)
- アニメ版以上の推理戦
(あとは余談で、ナイトメア戦闘中にカレンが「ごめんなさい」と言いまくってるシーンがあり、『何だ!?』って思ったら、いつもの強気カレンだったのが爆笑でしたね)
一番衝撃を受けたのは、ルルーシュの心変わりでした。
アニメでのルルーシュであれば、敵兵は全員ギアスで「ボロ雑巾」のように扱いました。
が、復活のルルーシュでは、ギアスを掛けた敵兵は全員脱出させ、ギアスも作戦後に解けるようにしていました。
原作の最期があんな感じでしたので、命についてはいろいろ考えるようになったのかもしれません。それに、いろんな人に恨まれ、それを最後に受け止めての『ゼロ・レクイエム』でしたしね。
この心変わりが一番表れているのが、コーネリアの説得シーンでしょうか。
ナナリー救出に現れたとはいえ、妹に大量虐殺をさせたうえで殺されたコーネリアは、やっぱりルルーシュを許せません。
しかし、ゼロとしてコーネリアの前に現れながらも、「力を貸してほしい」とお願いする際、キチンと仮面を取ってお願いしているんですよね。
正体がバレている、というのもありますが、かつての傲慢さが良い意味で消えたのではないでしょうか?
これぞ、ザ、キャラクターの成長。
で、長らく脱線しましたが、
見出しで書いた『シリーズの復活?』というのが、
この映画で一番注目すべきことなのかなと。
最近の映画ではエピローグが必ずありますが、もちろんこの映画にもありました。
ここで何故かルルーシュはC.Cと共に、新しいギアスユーザー?に「ギアスユーザーとしての覚悟」を説いているシーンが流れます。
元々C.Cがルルーシュに対して説明したことを、今度はルルーシュ自身がやっている、と言う感じですね。(最も、C.Cの場合は精神世界で、ルルーシュは現実でやってますが)
このシーンを見て思ったのは、
新しいギアスユーザー、つまりは続編生まれるの!?
ということ。
Cの世界はこの映画で完全にぶっ壊れ?ましたし、どうなるのかは分かりませんが、コードギアスはルルーシュあっての物語。「R2」でルルーシュがゼロレクイエムを迎えたため今まで締めくくられていたものが、今回の映画で「復活」したとも受け取れるんですよね。
いろんな意味での復活とも受け取れる本作ですので、
ぜひ皆さんに見に行っていただきたいですね。
そんでもって、ぼくはぼくで、今後のコードギアスストーリーが楽しみになりました。
ちなみに、ちょこっとした情報もあわせてどうぞ。
- 藤堂さん、千葉さんと結婚して子供も作ってた
- 扇さん、首相を交代。最期まで生きてるけど、実はルルーシュへの後悔が強くて、本人の前で自決しようとしていた。(なのでファンの皆さん、扇を許してあげて)
- 玉木、「ゼロと俺」という絵本出版。ゼロの名前を使ったカフェまで作って、最後までゼロの名前に便乗。
- 映画はシャーリー生存ルート。ラストでルルーシュからシャーリーに電話してる絵も登場。
- 今回の映画とは関りはあまり無いけど、アニメでの主要メンバーはちょっとずつ登場します。
では!